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欧州連合公式資料 - 欧州経済新聞翻訳事業部訳

NIS諸国及び中東欧諸国における核安全(2/6頁)

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これまでの前進

核安全の分野において、上記の国々においては、以下のような前進がありました:

  • リトアニア、スロヴァキア及びブルガリアにおける設備強化不能の設備の閉鎖に関する合意。欧州委員会はその実行に際して関係政府と緊密に協力を行い、3か国のPHAREプログラムを投入しました。
  • チェルノブイリ原子力発電所における問題の解決及び当該原子力発電所を2000年12月15日をもって停止する決定へのきわめて重要な貢献
  • NIS諸国及びブルガリアの14施設に対する常設的な現地援助
  • 技術援助による独立的な監視当局を強化したこと、及び、とりわけCONCERTグループ及び核監視当局作業グループ(NRWG)における緊密な連絡
  • プログラムPHARE及びTACISの枠内で(部分的には欧州原子力共同体借款と結びつけて)、スロヴァキア、ウクライナ、ロシアに建設中の原子力発電所の安全基準を高めたこと
  • 設備の調達により〔原子力〕施設の運営を改善したこと
  • 中東欧諸国における廃棄物処理及び環境に対する危険性の問題を強調したこと。これについての現況に関する詳細な報告書
  • 核技術施設の稼動停止に関して、技術的な性質の要素、法的な性質の要素及びエコロジー的な性質の要素など、さらなる要素が考慮されるよう問題設定を拡大したこと
  • ロシア方法論職業教育センター(RMTC)の開設。これは、ロシアにおける核物質の数量的把握とコントロールのための国家システムを創設するために重要な前進である。

そのほか、EUは、代替的エネルギー源の開発及びエネルギー効率性の改善を含む、エネルギー戦略の発展と改善に貢献しました。

さらに、共同体は、1992年のモスクワでの国際科学技術センター(ISTC)の設立に参加しました。この国際科学技術センターは、他の独立国家共同体諸国においても活動し、「核兵器の専門家の知識がソヴィエト連邦終焉後には他の方法で利用されなければならない」という問題に取り組んでいるものです。

財政資金

EUは、1991年から1999年にかけての期間において、総額9億1300万ユーロをこの分野に準備しました。すなわち、PHAREプログラムの枠内で1億9200万ユーロ、及び、TACISプログラムの枠内で7億2100ユーロです。このうち、1億ユーロはチェルノブイリ・シェルター基金のためです。

総計950件のプロジェクトに融資を行いました。すなわち、PHAREの枠内で300件、及び、TACISの枠内で650件です。450件は実行中であり、200件は準備中です。しかし、EUが行うことのできる財政援助は、必要性と比較して制限されます。

分析及び将来展望:加盟予定国

核エネルギーの生産は、少なくとも6つの加盟予定国〔当時〕においては、近い将来においても、エネルギー供給の本質的な部分を成します。13加盟予定国のうち7か国は、原子力発電所を運営中又は建設中です。3加盟予定国(ブルガリア、リトアニア及びスロヴァキア)については、設備強化不能の原子力発電所を是認できる費用で廃棄することが義務づけられています。したがって、欧州委員会は、一方において、〔原子力発電所の〕廃棄の実行に取り組んでおり、他方において、既存の原子力発電所の設備強化のような核安全の問題に取り組んでいます。

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